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16/06/2018

時代考証学会第11回サロン 食文化と時代考証 -江戸の食事事情と和菓子を中心に-

時代考証学会第11回サロン

食文化と時代考証-江戸の食事事情と和菓子を中心に-

報告者

青木直己氏(虎屋文庫顧問、学習院大学・立正大学・日本菓子専門学校ほか講師)

ある時代や社会を復元しようとするとき、そこで必要とされる知識は、歴史学だけではありません。人間社会を構成するあらゆる知見が必要とされること、そして、学問的関心では思いも寄らない知見が必要とされることが、これまでの時代考証学会の議論で明らかにされてきました。時代考証学とは、歴史作品とさまざまな学問や専門領域とが関わって議論することを目指すものです。

当会のこれまでの取り組みの中でも、人物デザイン、所作、美術、有職故実・建築など、さまざまな専門領域が、ある時代や社会の復元に寄与していることがわかりました。今回のサロンでは、ある時代や社会のなかの「食文化」が、どのように復元されるのかに焦点をあてて、議論したいと思います。

今回ご報告いただく青木直己さんは、鷹場制度に関するご研究をはじめ、多くの近世史研究の成果を発表される一方、長年虎屋文庫に勤務し、江戸時代の人々の食文化に関する研究に携わってこられました。また、NHK土曜時代ドラマ「みをつくし料理帖」や、NHK土曜ドラマ「幕末グルメ ブシメシ!」など多くの時代劇作品において、食文化や風俗考証を担当されています。そこで、今回は、青木さんが食文化や風俗考証を手がけられた時代劇作品を題材にして、食文化考証の世界をお話しいただきたいと思います。

日時 2018年6月16日(土) 14時~17時
会場 明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント3階 403N教室
(http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html)
アクセス:
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩約3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩約5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩約5分
資料代 200円

※多くの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。

 

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